014077 ランダム
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Death&Derk

灯火

小さな光

大きな光

違いはない

一つ一つ輝く

小さな灯火

僕はうなだれたまま

その光をぼんやり眺めていた

瞳に映る光は

きらきら光っていた

虚ろな目に映る

灯火は

まるで魂のように

ゆらゆらと揺れた

もし

光の一つ一つが

誰かの魂だったら

どうなるんだろう?

僕も一緒に誘われて

魂だけの存在になるのだろうか?

それとも抵抗して

この場から逃げ出すのだろうか?

どちらとも在り得るかも知れない

でも

この灯火は魂じゃないから



そんなことは在り得ない


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